塚田准教授がConnected Media Tokyo (CMT) 2019にて講演します。また、Software Defined Mediaコンソーシアムで併設のInterop 2019にてデモンストレーション展示を行います。
タイトル:スポーツやエンタメ市場を見据えたインターネットを前提とするデジタルメディア空間
概要:
インターネットを前提とした「デジタルメディア空間」のデザインの設計において、「オブジェクト指向の方式」が注目を集めています。これは、空間に存在するメディアを3次元モデルとして解釈し、「複数のデジタルメディアオブジェクトに分解」して伝送し、受信側では「これらのオブジェクトを用いて空間を再合成」する方式です。 このオブジェクト指向オーディオはヨーロッパのプレミアムリーグのオンライン中継でも利用されています。Software Defined Mediaコンソーシアムにおいては、「映像・音響デジタルメディア空間を用いた、ビジネスの創造」を目指し、大学や企業が集まって研究開発を進めてきました(2014年1月~)。この際に前提となっているのが、「ネイティブ・ディジタルなインターネット環境」と、上述の「オブジェクト指向のデジタルメディア」です。 本講演では、これらのデジタルメディア空間に関して、「音楽ライブでのSoftware Defined Mediaの活用」や「映像音声データのメタデータ定義」、「SDMソフトウェア開発環境」、関連するビジネストライアルなどの取り組みを紹介し、現在の課題とこれからの展望について、技術とビジネスの両面から議論します。 http://sdm.wide.ad.jp/index.ja.html