下記の論文を、2023年6月20日~23日にイタリアのフィレンツェで開催された2023年第97回IEEE Vehicular Technology Conference(VTC2023-Spring)にて発表しました。
この論文では、協調型インテリジェント交通システム(C-ITS)へのV2X(Vehicle-to-Everything)通信の応用を探求していいます。Autoware自動運転ソフトウェアに統合された新しいV2X通信モジュールAutowareV2Xを報告しています。Collective Perception Serviceやデュアル・チャンネル・メカニズムなどの機能を備えたこのモジュールは、データ遅延を低減し、衝突回避操作を改善することで、自律走行車の交通安全性と信頼性を高めます。
また、同時にAutowareV2Xが塚田研究室のGitHubリポジトリ(https://github.com/tlab-wide/AutowareV2X)でオープンソース化されたことも発表しました。この活動は、自動運転技術における共同開発と革新へのコミットメントの一環です。