2023年12月7日から8日にかけて、台北の国立台湾大学(NTU)キャンパスで「NTU-UTokyo Joint Conference 2023」が開催されました。今年の会議のテーマは「Towards a Sustainable Future Challenges and Resilience」で、東京大学とNTUの双方から合わせて300人の教授が参加しました。この会議の開会式は、東京大学の藤井輝夫総長とNTUのウェンチャン・チェン学長によって行われました。
会議の最初の日には、La marée(水源婚宴会館)でウェルカムランチョンが開催され、その後、18のパラレルセッションが行われました。これらのセッションの中で、自動運転に関して「自動車のエネルギー意識的な共同認識、チップデザインからミドルウェア設計まで」というテーマでセッションが開催され、塚田准教授、ジャヴァンマルディ助教、チャン・チアミン講師らが研究成果を発表しました。
- “V2X Communication Technology for Cooperative Automated Driving” by UTokyo Prof. Manabu Tsukada
- “Effective Car-to-Pedestrian Interaction in a Self-driving World“ by UTokyo Dr. Chia-ming Chang
- “Cooperative Perception and Localization for Autonomous Driving” by UTokyo Prof. Ehsan Javanmardi
自動運転セッションでは、協調認識、V2X通信技術、自動運転車による効果的な歩行者とのインタラクション、自動運転車の運用環境の改善、自動運転車のための協力的認識と位置決め、インテリジェント車両のためのプラットフォームベースの設計など、多岐にわたるトピックが取り上げられました。
この会議は、持続可能な未来を目指し、国立台湾大学(NTU)と東京大学の国際的な協力とイノベーションを促進する貴重な機会となりました。