マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2020)シンポジウムで発表したSDM活動の成果で、加藤慎君が優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
Paper
加藤慎,, 曽根卓朗,, 塚田学,, 江崎浩,, "再帰的記述を可能とする映像音声メディア・オントロジー", マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2020)シンポジウム, 高知県安芸郡, 2020, (優秀プレゼンテーション賞).Conference | Abstract | Links | BibTeX
@conference{加藤慎2020,
title = {再帰的記述を可能とする映像音声メディア・オントロジー},
author = {加藤慎 and 曽根卓朗 and 塚田学 and 江崎浩},
url = {https://tlab.hongo.wide.ad.jp/papers/kato_dicomo2020.pdf},
year = {2020},
date = {2020-06-24},
urldate = {2020-06-24},
booktitle = {マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2020)シンポジウム},
address = {高知県安芸郡},
abstract = {著者らが所属する SDM (Software Defined Media) コンソーシアムでは,2016 年より三次元映像音声 メディアを管理するためのプラットフォームとして SDM Ontology の提案を進めてきた.SDM Ontology は,メディアデータとともに様々な種類・粒度,かつ,膨大な量のメタデータを階層構造に整理して管理可 能とする.従来の提案は,収録段階についての記述に焦点を当てた設計となっており,収録されたメディ アデータの編集段階まで考慮していなかったため,編集作業に用いられるソフトウェアやミキサーなどの メディアプロセッサの情報を記述するための構造がなかった.また,メディア収録の情報は静的である一 方で,メディアの編集作業は収録されたデータや編集されたデータをもとに繰り返しおこなわれることも 多く,一般に動的といえるため従来設計では対応しきれない.このような問題を踏まえ,本稿では SDM Ontology の構造について整理し直し,修正を加えるとともに,動的構造を表現するために再帰的記述を導 入し,メディアの収録・編集について記述可能な SDM Ontology Version 2.0 を提案する.},
note = {優秀プレゼンテーション賞},
keywords = {},
pubstate = {published},
tppubtype = {conference}
}
著者らが所属する SDM (Software Defined Media) コンソーシアムでは,2016 年より三次元映像音声 メディアを管理するためのプラットフォームとして SDM Ontology の提案を進めてきた.SDM Ontology は,メディアデータとともに様々な種類・粒度,かつ,膨大な量のメタデータを階層構造に整理して管理可 能とする.従来の提案は,収録段階についての記述に焦点を当てた設計となっており,収録されたメディ アデータの編集段階まで考慮していなかったため,編集作業に用いられるソフトウェアやミキサーなどの メディアプロセッサの情報を記述するための構造がなかった.また,メディア収録の情報は静的である一 方で,メディアの編集作業は収録されたデータや編集されたデータをもとに繰り返しおこなわれることも 多く,一般に動的といえるため従来設計では対応しきれない.このような問題を踏まえ,本稿では SDM Ontology の構造について整理し直し,修正を加えるとともに,動的構造を表現するために再帰的記述を導 入し,メディアの収録・編集について記述可能な SDM Ontology Version 2.0 を提案する.