2025年9月1日から5日にかけて、スイス・ブロネーにて Cooperative Interactive Vehicles (CIV) Summer School 2025 が開催されました。本サマースクールは、モビリティ、自動運転、人工知能に関する最先端の研究を共有し、世界中の研究者や学生が交流する場として企画されたものです。主催はArnaud de La Fortelle教授を中心とした国際的なチームであり、講義、ポスターセッション、ハッカソン、さらには交流イベントやハイキングなど、多彩なプログラムが行われました。
塚田研究室からは、塚田学准教授がOrganizing CommitteeおよびLecturerとして参加し、研究室のスタッフと学生あわせて14名が現地に参加しました。塚田准教授は「Communication Foundations for End-to-End Driving」と題した講義を行い、エンド・ツー・エンド自動運転における通信技術の基盤について発表しました。特に、V2Xによる協調知覚と行動調整、外部ヒューマンマシンインタフェース(eHMI)、そして機械間および人間との通信の重要性について議論しました。
参加した学生やスタッフは、講義やポスターセッションを通じて最新の研究動向に触れるとともに、ハッカソンでの実践的な取り組みを経験しました。また、ランチや夕食を通じた国際的な交流、そしてブロネーの美しい自然の中でのハイキングを通じて、学術的なネットワーキングと友情を深めました。
今回のサマースクールの様子は、以下のショート動画からも見れます。
CIV Summer Schoolは、次世代の研究者が国際的に交流し、共に未来のモビリティを考える場として、今後も継続される予定です。次回の開催にもぜひご期待ください。