塚田准教授と中里特任助教は、9月16日から20日にかけてドバイ・ワールド・トレード・センターで開催されたITS World Congress 2024に参加しました。この会議は、インテリジェント交通システム(ITS)の進歩について、世界中の専門家が集まる場です。私たちは、「SIS 38: Rationale and Validation of Cooperative Perception Services for Connected & Automated Vehicles」というセッションの司会と発表を行いました。
このセッションでは、オンボードセンサーに依存するレベル3およびレベル4自動運転車の限界に焦点が当てられました。これらの車両は、死角やセンサーの検出範囲外の物体を検出するのが困難です。安全性を向上させるため、V2X通信を使用した協調的知覚サービスが議論されました。この技術は、他の車両や道路脇ユニットに設置されたセンサーからの情報を無線ネットワークを介して共有することを可能にします。通信ネットワーク、データ管理、アルゴリズムの専門家がこのトピックに関する研究を紹介しました。
このセッションへの参加は、協調的知覚サービスの進歩に貢献し、自動運転の安全性と効率性を向上させるための私たちの取り組みを示しています。
Organizer: Kenny Sato (Doshisha University)
Moderator: Manabu Tsukada (University of Tokyo)
Presenters:
- Manabu Tsukada (University of Tokyo)
- Jin Nakazato (Tokyo University)
- Teruyuki Morita (Doshisha University)
- Hiroaki Takada (Nagoya University)
- Jim Misener (Qualcomm Technologies, Inc.)
- Andras Varadi (Commsignia)